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![]() ナノテクノロジーの進展とエレクトロニクスへの展開 日時:2003 年 4 月 10日 |
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少子高齢化時代が到来する我が国において社会の活性化をもたらすためには、 シームレスなコミュニケーションを実現するユビキタス情報社会が重要な役割を果たすものと期待されています。 このたび、東京大学では、このような社会に向けて、ナノテクノロジーに立脚した次世代デバイス技術基盤を確立するために、 ナノエレクトロニクス連携研究センター(Nanoelectronics Collaborative Research Center: NCRC)を設立しました。 NCRCは、駒場リサーチキャンパスにおいて生産技術研究所と先端科学技術研究センターにより共同運営されているセンターであり、 ナノエレクトロニクス研究の世界的拠点 (the Center of Excellence: COE)となることをめざします。 さて、東京大学生産技術研究所では、毎年「生研学術講演会」を開催し、工学研究・教育のあり方について議論を行ってきております。今回は、NCRCの発足にあたり、ナノテクノロジーの進展とエレクトロニクスへの展開を見据えることを目的として、学術講演会を開催することに致しました。ナノテクノロジーは、小子高齢化時代における社会の活性化をユビキタス情報社会の実現を通じてはかることができるキーテクノロジーです。今回は、そこへの道筋を議論する場としたいと思います。 本講演会では、東京大学の教官のみならず、外部からも川合知二教授をはじめナノテクノロジー分野でご活躍の先生方もお招きしております。半日という限られた時間であるため全分野をカバーすることは出来ませんが、参加された方々がそれぞれ新たな方向性を見いだすことができる機会となることを目指しております。また、石田寛人客員教授(元科学技術庁事務次官)による科学技術政策の観点からの講演も盛り込んでおります。皆様の積極的なご参加を期待しております。 |
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